03-6914-0723(池袋クリニック)受付時間:月曜~木曜・土曜 10:00~17:00(日祝除く)

当院の治療メニューと費用

diagnosis

iNKT療法

2回1クール
2,500,000円(税抜)

※当治療法は、保険適用ではないため公的保険は利きません。
※海外在住の方には、別途コーディネート費、通訳費等が加算されます。

iNKT細胞(インバリアント・ナチュラルキラーT細胞)とは1986~1990年に谷口克(現:国立研究開発法人 理化学研究所 統合生命医科学研究センター 特別顧問)らが発明した、T細胞、B細胞、NK細胞に続く第4のリンパ球です。自然免疫を担うNK細胞と獲得免疫を担うT細胞両方の性質を併せ持つことが、名前の由来となっています。米国免疫学会は、このiNKT細胞の発見を“免疫の金字塔( Pillars of Immunology)”に認定しました。

変異がん細胞にも対応する新たな治療法

がん細胞には、「がん抗原を発現している細胞」と「がん抗原を発現していない細胞」の2種類があり、また新たに出現する「変異がん細胞」もあります。これら全てのがん細胞を同時に排除できないと再発・移転が起きますが、従来のがん免疫治療は、「がん抗原を発現している細胞」と「がん抗原を発現していない細胞」のいずれか一方のがん細胞しか攻撃できず、また「変異がん細胞」には対応できていませんでした。

「iNKTがん治療」は、がんを攻撃する免疫細胞を活性化し、それらの細胞群を急速に増殖させて、長期にわたるがんに対する免疫記憶を作り、持続的にがんを攻撃できる体制をつくる治療法です。その結果、2種類のがん細胞や新たに出現する変異がん細胞を同時に排除できる点が、従来のがん免疫治療とは大きく異なる特徴で、がん治療の最大の問題点である「がんの進行・再発・転移」を克服することを目指して、新たに開発された治療法です。

iNKTがん治療の特徴

  1. どんながんにも治療可能で、効果が期待できる

    がん細胞を標的にした治療法ではなく、患者様自身の体内に存在する「がんに対する免疫細胞群」を活性化する治療法ですので、どんな種類のがんにも効果が期待できます。
  2. 長期免疫記憶による持続的ながんへの攻撃

    iNKTがん治療は、がんに対する免疫細胞群を活性化し、それらの免疫細胞群を急激に増殖させます。また、活性化された免疫細胞の一部が体内に残存して、がんに対する長期免疫記憶を形成することで、持続的にがんを攻撃する治療法です。
  3. どんな種類のがんにも必ず存在する2種類のがん細胞や新たに出現する変異がん細胞を同時に排除

    自然免疫と獲得免疫系を同時に活性化できるので、どんな種類のがんにも必ず存在する「がん抗原を発現している細胞」「がん抗原を発現していない細胞」あるいは「新たに出現する変異がん細胞」を同時に排除する治療法です。よって、がんの進行・再発・転移の抑制効果が期待できます。
  4. 誰にでも治療可能

    iNKT細胞はすべての人に共通であり、iNKT細胞を活性化するiNKTリガンドは全ての人のiNKT細胞を活性化できるので、患者様自身のHLA型に関係なく誰にでも効果が期待できます。
  5. がんによる免疫不全からの回復

    免疫細胞は、がん細胞の抗原情報を成熟した樹状細胞から受け取り、がんを攻撃します。しかし、がんに罹患した方の体内はがん細胞が出す免疫抑制物質によって、樹状細胞の分化が抑制され、抗原情報を提示できない未熟樹状細胞のままで、免疫不全状態になっています。iNKT細胞は、免疫系細胞の中で唯一、未熟樹状細胞と機能的に反応でき、抗原提示できる成熟樹状細胞に分化させることができるため、免疫不全になっている免疫系を活性化し、患者様自身のがんに対する免疫力を回復させることができます。

治療の流れFlow

  • 相談・初診

    患者様やご家族のご相談をしっかりお聞きし、詳しい治療内容やスケジュールなどをご説明いたします。(随時開催の相談会にお申込みください) 十分なご理解をいただき、ご同意を得た上で治療に入ることになります。(初診)

  • 検査

    初めに、iNKT細胞療法の適用を判定するため、各種感染症検査などを行います。

  • 採血

    各検査の結果より、適用可否を判定します。採血は大量に細胞を採取する必要があるため、アフェレーシス採血(成分採血)を行います。採血時間はおよそ3時間程です。※体調・血管の状態によって提携医療機関において採血をする場合があります。

  • 投与
    アフェレーシス採血により採取された細胞から必要な細胞を取り出し、その細胞をiNKT細胞を活性化できる細胞に加工培養し、それを点滴で投与します。

  • 投与
    1ヶ月後に2回目の投与。

  • 効果判定

    効果判定は必要に応じて血液検査にて免疫状態を検査します。1週間後および6カ月後に必要に応じて血液検査にて免疫の状態を確認します。

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