私たち人間の体には、病気や怪我を治そうとする自己治癒力が生まれながらに備わっています。 その自己治癒力を引き出す上で、重要な役割を果たしているのが免疫機能です。
人間の持つ免疫機能の解明を目的とする免疫学は、20世紀の世界の医学・医療分野の中でも目覚しい発展を遂げてきました。がんの免疫療法も国内外で盛んに研究されるようになり、がん治療の新しい方向性として、その重要性が認識されています。
とはいえ、がんの免疫療法はまだ開発の途上にあり、誰に対しても効く夢の治療法の確立までは至っていません。しかし患者さんが持つ本来の力を高めて、がんを体の内側から治していこうとする、自然の摂理にかなった方法です。自分自身に治す力があるのなら、それを活用しない手はないでしょう。
メスや薬で健康な細胞まで傷つけながら行う治療とは違い、患者さん自身の持っている力を増幅させる治療ですから、単独で行っても、他の治療法と組み合わせても、負担になるようなことはありません。
免疫療法は三大療法と並ぶ「第四のがん治療」と呼ばれていますが、本来は、三大療法を行う上での基盤となる治療法、つまり、どの治療をするにしても免疫療法を併用して、患者さん自身の免疫力を高めておくことが望ましいと考えています。それだけ免疫力は、がんを克服する上でなくてはならない力なのです。
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〒171-0022 東京都豊島区南池袋1-25-11 第15野萩ビル7階Google Mapで見る
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院長プロフィール
甲 陽平(かぶと ようへい)
日本外科学会認定医
医籍登録番号 第388252号 平成9年4月30日
経歴
- 1990年 京都大学薬学部卒業
- 1997年 京都府立医科大学医学部卒業
- 東京女子医科大学病院日本心臓血圧研究所循環器外科入局
- 山梨県立中央病院
- NTT東日本関東病院
- 2010年 池袋がんクリニック 開院